羽咋 小学校にクマ出没し警戒

15日、羽咋市の小学校にクマが出没し、周辺で目撃情報が相次いでいることから、16日朝、小学校の児童は保護者に付き添われて登校しました。

15日午後4時半ごろ、羽咋市の粟ノ保小学校で、体長70センチから80センチほどの子グマと見られるクマが出没し、住民が追い払う姿が学校の防犯カメラにも記録されました。
小学校からおよそ1キロ離れた自動車専用道路「のと里山海道」の千里浜インター付近でも、14日、同じ大きさのクマが目撃されています。

このため粟ノ保小学校は、児童の登下校に保護者の付き添いを呼びかけ、16日は教職員が見守るなか保護者に付き添われ車で送ってもらう児童の姿が見られました。
孫を送ってきた男性は「孫が小学生になったばかりでまだ小さいので心配です」と話していました。
粟ノ保小学校の目ヶ谷澄江校長は「この状況がずっと続くと、保護者の負担にもなるので早くクマに山へ帰ってもらいたいです」と話していました。
警察と羽咋市は、パトカーや広報車を出してクマへに注意するよう呼びかけています。
クマ