農園内を歩くクマの姿をセンサーカメラがキャッチ…半径1キロ圏内で目撃9件 札幌市南区中ノ沢で出没続く

札幌・南区の農園敷地内で歩くヒグマの様子が撮影されました。付近では7月に入りクマの目撃が相次ぎ、警察や市は注意を呼びかけています。

木々の間を歩く一頭のクマ。これは農園内に設置された自動センサー付きのカメラが捉えたものです。
農園経営者:「クマ鈴は、今朝からつけています」」

ヒグマが撮影されたのは札幌市南区中ノ沢にある農園です。15日午前7時ごろ「クマの姿を撮影した」と警察に通報がありました。
撮影されたのは体長1メートルほどの子熊とみられ、人や農作物への被害はありませんでした。

農園経営者:「クマはこちらから歩いてきて、ここにあるカメラで撮られた。近くではクマが毎年出るが、この農園の中で出たのは初めてですね。怖いですね、正直」

札幌市南区・中ノ沢では、今月に入りクマの目撃報告が9件相次いでいて、多くが同一個体とみられています。
警察は付近の小学校の近くをパトロールするなどして警戒を強めています。

7/15(水) 19:46 北海道ニュースUHB
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