小学校グラウンドにもクマ出没…「生ごみ屋外に出したままにしないで」相次ぐ目撃で"緊急メッセージ"

北海道厚岸町の小学校のグラウンドなど市街地でのクマの目撃が相次いだことを受けて、警察や地元の猟友会などは現場周辺で警戒するとともに、緊急啓発活動をしました。
この緊急啓発活動は、北海道厚岸町太田地区にある「太田小学校」のグラウンドで7月6日午後にクマが出没するなど市街地で目撃情報が相次いだことを受け、9日に行われたものです。

厚岸警察署、猟友会、役場、自治会から計7人が参加し、太田小学校周辺で下校時に児童に注意を呼びかけました。
今回の緊急啓発では、周辺の住民らにクマの出没状況を記したマップのほか、「クマを目撃しても決して近づかない、鈴などの音が鳴るものを身に着ける」など注意事項を載せたチラシも配布しました。

厚岸警察署は「クマはごみや食べ物に執着しやすい。生ごみなどを屋外に出したままにしないなど対策を徹底し、クマが何度も市街地に出没することがないようにする必要がある」と注意を呼びかけています。

現場周辺では、今後も警察や地元の猟友会のハンターがパトロールするなどし警戒に当たるということです。


7/10(金) 7:15 北海道ニュースUHB
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