クマ、国道で車と接触 山へ逃げる 岡山・真庭、運転の女性無事 繁殖期で行動範囲拡大か 住民に注意呼び掛け

7日午前8時ごろ、岡山県真庭市上中津井の国道313号で、通勤途中の女性=市在住=の軽乗用車に、道路を横切ろうとしたツキノワグマが接触した。女性にけがはなく、クマは山の方へ逃げていったという。

現場付近には民家が点在しており、県美作県民局、同市、隣接する高梁市は花火でクマを追い払うとともに、防災無線などで住民に注意を呼び掛けた。

真庭市内では本年度、北部の湯原、蒜山地域を中心に計6件の目撃や捕獲の情報が寄せられているが、南部の北房地域では初めて。美作県民局真庭地域森林課は「夏の繁殖期で行動範囲が広がっている可能性がある」としている。

最終更新:7/7(火) 18:54 山陽新聞デジタル
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