愛知でヒアリの女王数十匹を発見 巣形成、働きアリも千匹以上

愛知県は25日、名古屋港飛島ふ頭(同県飛島村)で、強毒を持つ南米原産のヒアリの女王アリ数十匹を発見したと明らかにした。働きアリも千匹以上見つかり、巣を形成していた。殺虫剤で駆除するとともに、周辺を引き続き調査する。

小泉進次郎環境相は閣議後の記者会見で「女王アリが飛び立ち、他の場所に広がった可能性がないとはいえない。調査を継続し、定着防止に万全を期す」と述べた。

飛島ふ頭では12日と15日にヒアリ計700匹以上が見つかった。県や環境省が18~23日に追加調査を実施した結果、卵やさなぎを含む巣を確認した。6月の調査では異常はなかったという。

9/25(金) 16:32 共同通信
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