7日連続クマ出没"発砲できない猟友会"道路一時封鎖し警戒…養豚場の「子豚」襲ったとみられるクマは駆除

7日連続の出没です。北海道砂川市の住宅街に9月1日朝もまたクマが現れました。付近では一時、道路を通行止めにするなど警戒が続いています。

1日午前7時30分ごろ砂川市富平の道道で、登校中の中学生が道路を横切るヒグマを目撃しました。約1キロ離れた空知太地区でも正午すぎ、クマが目撃されていて、クマの出没は1日で7日連続となります。

砂川市民:「ウロウロしてるんだ周辺に。夜は出歩けない」
荒川 健太郎 記者:「砂川市は連日のクマの出没を受けて、クマの足跡が見つかっていた道路を一時封鎖し警戒に当たっています」

砂川市では住宅が近いため、発砲や箱わなの設置ができません。発砲については2年前、地元の猟友会のハンターがクマ駆除の際、発砲が違法だったとして銃の所持許可を取り消されたことから、発砲しない方針を固めています。
一方、上川の当麻町の養豚場で子豚を襲ったとみられるクマは8月31日夕方、現場から100メートルほど離れた場所で見回りをしていた猟友会によって駆除されました。

UHB 北海道文化放送

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