ツキノワグマ出没に注意 滋賀県

滋賀県は今秋のツキノワグマの出没予測を発表した。
エサとなるドングリが不作なため、冬眠前にエサを求めて「生息域付近の集落に姿を現す可能性がある」としている。
行楽シーズンを迎え、登山者らが増えることから、県は山に立ち入る際には早朝や夕方の単独行動を避けたり、ラジオや鈴を携帯したりするなどして、クマとの遭遇を避けるよう注意を呼びかけている。
クマは例年10~11月、冬眠前に栄養を蓄えるために活発に行動する。人里に出没するのは、すみかの山に十分なエサがないためとみられ、エサとなるドングリなどのできと目撃数との相関関係が指摘されている。

今年4~9月には大津、高島、米原の各市などで計80件の目撃情報が寄せられており、クマが目撃された地域では今後も出没が多くなると予測されている。

(産経新聞10/11(木) 8:15 配信)
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