犬かと思ったら…砂川市住宅街でクマ走りまわる　小学校近くでも

「犬かと思ったらクマが…」砂川市の住宅街で走り回るクマが目撃されました。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1f974f5a34b53cda72d565b2e270d56f158ea2

　砂川市の住宅街。クマが草むらを勢いよく駆け回っています。２７日午前８時ごろ撮影されました。クマを目撃した人によりますと、体長１メートルほどの子グマだったということです。動画を撮影した馬場一夫さんは「クマが電柱のきわに見えた。危険を感じたので自宅に入った」と話しました。またクマを目撃した人は「ワンちゃんかと思ったらクマちゃんだった。ここ住んでから３０年経つけど、クマにあったの初めて」と話します。
　砂川市内では２６日も砂川サービスエリア付近でクマの目撃情報が３件あり、今回撮影されたクマと同じ個体と見られています。クマが目撃された場所から８００メートルほどのところにある小学校では、下校時に子どもを迎えに来る親の姿が見られました。今年はすでにクマが５０件以上目撃されている砂川市では、先月、養鶏場でクマがエサを食い荒らす被害も出ています。相次ぐ出没に地元の猟友会は頭を抱えます。猟友会砂川支部の池上治男支部長は「住宅地に出ているのは異常ですね。ワナを安易にかけることもクマを誘引するから危険。銃で発砲するというのも許可がでない。猟友会としては注意喚起する」と話します。
　一方、札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園では２６日から園内４つの監視カメラにクマの姿が確認されました。２７日から臨時閉園となっていて再開の見通しは立っていません。

HTB北海道テレビ